BOAT RACEびわこ

　弥生賞競走のファイナルレース1号艇には節間10戦8勝の地元・馬場貴也が陣取り、2号艇には節間9戦7勝の中辻博訓が構えた。
　進入は枠なりで3対3の隊形でスタート。トップスタートはインコースの馬場で、2コースの中辻も好スタートし1周1マークの攻防戦に突入。インから押し切る馬場に、差す中辻だったが、イン逃げが決まり馬場が先頭となる。バックストレッチでは2番手の中辻が猛追するも届かず、1、2番手は確定。3番手には前日の準優勝戦で5コースからまくり差しを決めて波乱を起こした3号艇・表憲一がつけ、2周1マーク通過時点で上位隊形1-2-3が確定となった。
　馬場はこれでびわこ正月レースに続く今年2度目、通算20回目の優勝。今後G1、G2あっせんが予定されており、グレードレースでの活躍も期待される。