BOAT RACEびわこ

　10戦6勝オール2連対で優勝戦1号艇を手に入れたのは地元の佐竹恒彦。2号艇には節間5勝を挙げている川上昇平が構えた。
　進入は5号艇・池上裕次が3コースに入り、125/346の隊形でスタート。センター勢が好スタートを切って迎えた1周1マーク、全速でまくった5号艇・池上が先頭に出る。バックストレッチでは先頭の池上のすぐ後ろを2号艇・川上、3号艇・今坂晃広、6号艇・田中豪が粘りの走りで猛追し、4艇が同時に1周2マークに突入。川上、3号艇・今坂が先に旋回するも外へ流れ、最内を冷静に回った池上がトップに。2番手には川上、3番手には1号艇・佐竹が浮上しこの時点で上位隊形は5-2-1。この後、2番手、3番手の激しい攻防戦が繰り広げられたが結果、順位変動はなく、ゴールを迎えた。
　優勝した池上は今年初Vで通算58回目優勝。7月（2015年後期）からA1へ返り咲きを決めている。SG優勝経験もあるマスターズ世代がまだまだ健在であることをアピールした。