GWレースVの後は4着→5着→2着と地元戦でV逸が続く守田俊介が相手が強くなった今回、逆に奮起して強力遠征勢の前に立ちはだかる。賞金ランクは33位。ここで優勝するとグランプリ出場ボーダーの18位が見えてくるのだから気合が入るのは当然だ。
 遠征というよりは準地元、びわこ巧者の松井繁は賞金16位で9月を終え10、11月がグランプリ出場への勝負駆けになる。とりあえず優出すればランクは上がるのでノルマは優出か。賞金ランクが10位まで下がった今垣光太郎は目標の6位以内へ巻き返しを期す。びわこを盆前に走って優勝しているのは好材料だ。一方、6位の石野貴之は守るより攻めの気持ちで結果を出すタイプ。びわこ前回は昨年12月の秩父宮妃記念杯で優勝しており、5年前の12月に地区選Vもある。賞金ランク8位の池田浩二は11年2月に周年V実績。対して4位の毒島誠、5位の峰竜太は水面相性が芳しくない。それなら20位の丸岡正典は準地元で走り慣れた強みでV争いに絡むか。また、21位の笠原亮はびわこがG1初V水面。9月に三国周年でG1初Vを飾って19位に浮上した池永太はびわこ前回(昨年2月)優勝と勢いがある。あと、荒れ水面にも強い市橋卓士が28位で近況好調だ。
※賞金ランクは9月23日現在のものです。